【ネタバレ有】映画ドラゴンボール超 スーパーヒーロー見てきた感想
こんにちは、とどです。
今回は6月11日より公開されている映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」を見てきた感想と見どころを紹介していきます。
ネタバレを含むのでまだ本作を見ていない方はご注意ください。
本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます
見てきた感想
本作登場の人造人間ガンマ1号・2号はかなり魅力的でした。
敵陣営の主力であるもののヒーローとして作られていたため悪ではなく、レッドリボン軍が正義の組織だと思って行動していただけなので両者の誤解が解けた後は文字通りヒーローとして活躍していました。
2人の人造人間の生みの親であるDr.ヘドはDr.ゲロの孫とのこと。
しかし、世界征服に興味はなくヒーローが好きというおじいちゃんとは違い、憎めないキャラでしたね。
RR軍とは資金を出してくれるため協力関係にありましたが、パンを誘拐する作戦には賛同していませんでした。
本作は3D CGでほとんどが構成されていました。
普段の作画と違ってどんな感じだろうと思っていましたが違和感もなく、迫力も申し分なかったです。
序盤はかなりギャグ多めです。
結局、なぜピッコロにぬいぐるみが送られるようになったのかはわからずじまいでした。
パンちゃんの演技力はみどころのひとつですね(笑)
終盤にはピッコロと悟飯の新形態のお披露目もあり、激アツ展開でした。
2人の活躍と絆が見られて、ピッコロと悟飯が好きな方にはぜひとも見てほしいです。
ラスボスのこともあり、完全に過去作のオマージュっぽくなっていたのもみどころのひとつです。
ここから先はかなりネタバレを含むのでご注意ください。
時系列はどのあたり?
本作の時系列は前作のブロリーより後で原作最終回より前であるとのこと。
パンが3歳と言及されていたので、原作最終回の2年前(?)と推定できます。
原作最終回では悟空とブルマが何年も顔を合わせていないという会話がありましたが、なかったことになってそうです。
どのように最終回につながっていくのかこれからの展開に期待です。
いつまで小さいままなんだと思っていた悟天とトランクスが映画本編ではすっかり原作最終回のように成長していました。(悟飯曰く、サイヤ人はあるときを過ぎると一気に大きくなるそう)
本作は悟飯とピッコロがメインの物語
物語の焦点は悟飯とピッコロ(というか主にピッコロ)にあてられていました。
悟空とベジータも登場するのですが、ビルスの星にいたので物語には全く関与してきません。
主人公が物語に関与しないのはかなり攻めていますよね。
ちなみに前作に登場したブロリー・チライ・レモもビルスの星に来ていました。
アニメ本編では不遇の扱いを受けていた悟飯とピッコロの戦闘シーンが多かったですね。
両者とも新形態を与えられてかなり優遇されている印象でした。
ノーマル状態の悟飯が視力が悪くてピッコロさんが投げた仙豆をキャッチできなかったのはショックでしたが、、、
ピッコロさんは完全にパンちゃんの保護者になっていました。
パンに修行をつけていたり、幼稚園の迎えを頼まれていたり、誘拐(偽)のときは一緒に芝居を打っていましたね。
悟飯は”子どもの迎えに行けないくらい研究が大事か”とピッコロに言われる始末。
そのあたりに関しては悟空の血をしっかり受け継いでいる模様。
かつての悟飯にとってピッコロが育ての親であったようにパンにとっても育ての親であり、本当の家族のような存在になっていて微笑ましいです。
ドラゴンボールの日常シーンをもっと見たいですね。
ガンマ1号とガンマ2号の強さは悟空とベジータに匹敵する?
物語冒頭、ピッコロが性能テストとしてやってきた人造人間ガンマ2号と対峙するのですが、圧倒的な力の前に敗北してしまいます。
その戦闘の後ピッコロはガンマ2号のことを「悟空とベジータに匹敵するかもしれない」と言っていました。
この発言からガンマ1号とガンマ2号はかなりの実力者であると推測できますが、実際に悟空・ベジータと戦っていないので本当の実力はどれくらいなのか分かりにくかったです。
ちなみにガンマ1号は戦いの中で学習することでアルティメット悟飯と互角に戦っていました。
体力面では人造人間であるガンマ1号に分があるので途中で戦闘をやめなければ悟飯は負けていたかもしれません。
アルティメット悟飯といい勝負の人造人間を作り出すDr.ヘド天才すぎ。
ガンマ1号とガンマ2号はしっかり者とお調子者という感じで描かれていました。
作成者であるDr.ヘドはHEROが好きということでガンマ1号・2号はヒーローっぽいデザインとなっています。
物語序盤はレッドリボン軍に嘘の情報を吹き込まれていたこともあってブルマをはじめとするカプセルコーポレーションを悪の組織と認識していました。
彼らからしてみれば、悪の組織を退治することが目的であったため正義のもとに動いていましたが、レッドリボン軍がパンを誘拐して悟飯をおびき出す作戦を思いついてからはそのやり方に疑問を抱いていました。
自分たちが悪の組織に加担しているかもしれないと葛藤しながら悟飯・ピッコロと戦うのですが、RR軍のボスであるマゼンダの側近がパンを襲おうとしているのを見てどちらが悪なのか確信し、両者の誤解は解けます。
2人とも魅力的なキャラクターだったため、映画本編後も悟空やベジータたちともやり取りを見てみたかったですね。
17号18号が生みの親であるDr.ゲロを恨んでいたのに対し、ガンマ1号・2号はDr.ヘドに忠実でした。
Dr.ヘドは強い人造人間を作るための資金にほしかっただけで、取り返しのつかない事態になったことには反省していたりと祖父であるDr.ゲロとは違い、完全な悪ではなく善の心も持っているようでした。
悟飯とピッコロの新形態
本作は悟飯とピッコロの新形態が登場します。
まずはピッコロの新形態について
本作終盤近くでガンマ2号との戦いの中、新形態に覚醒します。
ピッコロ自らその形態を ”オレンジピッコロ” と名付けていました。
悟飯に「オレンジピッコロ...」と失笑されていたのは笑いました。
ピッコロは最初のガンマ2号との戦いの後、かつて悟飯とクリリンが最長老に潜在能力を引き出してもらったことを思い出します。
神様の神殿に訪れ、最長老と同じタイプのナメック星人であるデンデに潜在能力を引き出してもらおうと試みます。
しかし、潜在能力を引き出すことができるようになるのはある程度年を取ってからだそうでピッコロは潜在能力を引き出してもらうことが不可能になってしまいました。
そこでデンデがドラゴンボールを潜在能力を引き出してもらえるようにアップデートしました。
さすがにデンデが有能すぎました。
その後、偶然7つのドラゴンボールを集めていたブルマに3つの願いのうちの一つを譲ってもらい、神龍に潜在能力を引き出してもらいました。なにやら、おまけまでしてくれたとのこと。
次にガンマ2号と対峙したときにその力を発揮することとなります。
最初は潜在能力を解放すると、体の色が黄色っぽくなっていました。
潜在能力を解放してもガンマ2号には敵わず、苦戦を強いられます。
敗北したかに思われたその時、ピッコロの背中に紋章のようなものが発現し物凄いオーラがあふれ出て覚醒します。
見た目はオレンジ色で顔はいかつくなり、体はハルクのようにゴツくなっていました。
強さは圧倒的でガンマ2号の攻撃を全く受け付けていませんでした。
ガンマ2号は悟空・ベジータに匹敵すると言われていたため、その強さは申し分なしです。
しかし、その後登場したセルマックスには手も足も出なかったようです。
次に悟飯の新形態について
物語最終盤にてピッコロがセルマックスにやられた姿を目の当たりにし、覚醒します。
覚醒するときのプッツンの感じがセル編のオマージュのようでした。
フォルムは完全にセル編の超サイヤ人2の悟飯に酷似していました。
髪の毛の色は銀色で超サイヤ人2のようにツンツンしており長髪ぎみでした。
覚醒後は超サイヤ人2に覚醒したときみたいに好戦的な口調になっており、また舐めプするのかとヒヤヒヤしました。
実際はそんなことはなかったんですけども。
名前については言及されていなかったので今後登場したときにどんな名前になるのか楽しみです。
アルティメットの進化なのか、超サイヤ人系列に入るのかもわかっていません。
覚醒後はオレンジピッコロでも通用しなかったセルマックスを圧倒し、魔貫光殺砲でとどめをさします。
最終局面で覚醒したこともあり、戦闘シーンはほとんどなくどれくらい強いのかもわかりにくかったです。
しかし、かっこよかったのに変わりはありませんでしたね。
今までのドラゴンボール超でも不遇っぷりがなかったかのような活躍ぶりでした。
ぜひ、映画館で見てほしいです。
本作のラスボス、セルマックス
映画公開当日までラスボスの存在を隠していましたが、映画のかなり序盤でセルマックスという言葉が出てきます。
終盤、追い詰められたマゼンダがセルマックスを起動します。
見た目は赤色になった第2形態のセルで大きさは恐らく大猿くらい、しっぽの先にハンマーみたいなのがついていました。
未完成だったということで理性が完全になく、理性的だったセルとは対照的でした。
その強さは半端なく、悟飯・ピッコロやガンマ1号・2号、助っ人としてきた18号と悟天トランクスをまとめて相手にするほどでした。
悟天とトランクスはフュージョンに失敗してデブの状態だったのでネタ担当となっていましたね(笑)
青年ゴテンクスは拝むことができませんでした。
話を戻すと、セルマックスに一応弱点を作っていたようで頭のてっぺんを破壊すればいいそう。
しかし、その直後爆発を起こし破壊したものも道ずれにするという鬼畜仕様。
ガンマ2号が命を懸けて全エネルギーを解放し突進するも防がれてしまい、ピッコロさんも新形態であるオレンジピッコロになり巨大化して応戦するも歯が立たず一体どうやって勝つんだという感じ。
ピッコロがセルマックスを絶対に抑えると言い、悟飯に気を溜めさせ頭を攻撃させる作戦を実行しようとします。
しかし、セルマックスの強さの前に為す術がなく、やられてしまいます。
悟飯はピッコロがやられた姿を目の当たりにし、セル編のときのようにプッツン覚醒します。
それにより形勢逆転し、最後はピッコロが隙をついて抑えつけたところを悟飯の魔貫光殺砲でセルマックスの頭を貫き、戦いは決着を迎えるのでした。
先ほども触れましたが、最後の覚醒からの一連の流れはセル編のオマージュのようでした。
悟飯とピッコロの絆の勝利といった感じで胸アツでしたね。
第2形態の姿で登場していたので最終形態にもなるのかと期待しましたが、あっさりと倒されて終わりました。
完全体が見たかったという気持ちもありその点が少し残念でした。
激戦の末、ガンマ2号は消滅。
声が宮野さんということもあり、コミカルなキャラだったのでまさか消滅してしまうとは思いませんでした。
残ったDr.ヘドとガンマ1号はまさかのカプセルコーポレーションで雇われることになりました。
最後に
今回を映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」を見てきた感想を紹介してきました。
悟飯とピッコロが主役の映画でしたが、両者の新形態の登場もあり悟飯とピッコロの活躍を望んでいた人にとってはかなり見ごたえのある映画だったのではないでしょうか。
個人的には悟飯の新形態が今後活躍してくれるのを期待しています。