こんにちは、とどです。
ドラゴンボールDAIMAで超サイヤ人4が登場し、懐かしさを覚えた方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、DAIMAで超サイヤ人4を目にして、ドラゴンボールGTを思い出した一人です。
そこで改めて、ドラゴンボールGTを見返してみようと思い立ちました。
今後、1話ずつ感想と見どころをまとめていく予定です。
まず今回は、物語全体のあらすじと、GTならではの見どころについてご紹介していきます。
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作品の概要
作品の概要を簡単に紹介します。
『ドラゴンボールGT』の放送時期は1996年から1997年です。
ドラゴンボールZが終わった後の番組の位置づけでした。
そのため、もう一度悟空たちの冒険がみられるとワクワクした方も多かったのではないでしょうか。
また、全64話となっています。
舞台はドラゴンボール原作最終回の数年後。
1年以内に集めないと使用した星が消滅してしまう「究極のドラゴンボール」によって子どもの姿に戻ってしまった悟空が、孫娘のパン、そしてトランクスと共に、宇宙へ散らばったドラゴンボールを集める冒険から始まります。
ドラゴンボールGTは以下の4つの物語で構成されています。
1.究極のドラゴンボール編(1話~26話)
各宇宙に散らばった究極のドラゴンボールを集めるために悟空、パン、トランクスの3人が宇宙を冒険します。
メインキャラクターは悟空、パン、トランクスとギルの4名です。
本来は悟天が同行する予定でしたが、パンが “子ども扱いされた大人たちを見返してやろう” と宇宙船にこっそり乗り込み、発進ボタンを押してしまったため、悟天は地球に取り残されてしまいました。以降、パンがトラブルメーカー、トランクスが主な苦労人 という構図で物語が進み、悟空たちは銀河を股にかけた大冒険へと挑みます。
2.ベビー編(27話~40話)
サイヤ人に恨みを持つツフル人の細胞を持ったマシンミュータントのベビーと悟空たちの戦いが描かれます。
ここで超サイヤ人4の悟空が初めて登場します。
敵として登場するベビーはマシンミュータントで傷口から侵入し、その人の精神をのっとるというかなり厄介な敵です。最終的には悟空の周りの味方が一部を除いてみんな敵になってしまいました。
しかし、パンとの絆によって悟空が覚醒するシーンは見ものです。
3.超17号編(41話~47話)
地球の人造人間17号とあの世の17号が融合した超17号と悟空たちの戦いが描かれます。
ドクターミューとドクターゲロが手を組み、究極の人造人間が誕生します。
それが超17号です。ドクターゲロのようにエネルギーを吸収することができ、吸収した分自身も強化されます。悟空もかなり苦戦を強いられます。
4.邪悪龍編(48話~64話)
ドラゴンボールのマイナスエネルギーから発生した邪悪龍と悟空たちの戦いが描かれます。
7体の邪悪龍との戦いが描かれます。それぞれの邪悪龍が今まで悟空たちが叶えてきた願いから誕生したものです。どの願いから誕生したのか見どころです。
また、ブルマと協力して超サイヤ人4に覚醒したベジータが登場します。そして、悟空とベジータがフュージョンすることで超サイヤ人4ゴジータが誕生します。悟空たちは邪悪龍から世界を救うことができるのか、ここから先の展開は必見です。
見どころ・好きなポイント【5選】
では、ここからは見どころを紹介していきます。
個人的な見どころは以下の5つです。
・超サイヤ人4誕生!原点回帰のワイルドな進化
・地球に染まり切ったベジータ
・パンが引き起こすドラゴンボールGTの大冒険
・悟空たちの宇宙の旅と究極のドラゴンボール
・ドラゴンボールが敵になる?
1.超サイヤ人4誕生!原点回帰のワイルドな進化
ドラゴンボールGTを語るうえで、やはり欠かせない存在が「超サイヤ人4」でしょう。
DAIMAで超サイヤ人4を見たときに、懐かしさと驚きを覚えた方も多いかもしれません。
超サイヤ人3までの金髪スタイルから一転し、大猿を思わせるワイルドな姿へと大きく変貌しました。
原点回帰ともいえるデザインで、体毛や赤いアイシャドウ、さらには「10倍かめはめ波」といった技の演出にも大猿要素がしっかり盛り込まれています。

超サイヤ人の究極形態としての威厳がひしひしと伝わる、圧倒的にかっこいいデザインですね。
令和の今でもまったく色褪せず、30年前にこれほど時代を先取りしていたことに驚かされます。
まあ、戦績自体は少々振るわない場面もありますが…(笑)
それを差し引いても、超サイヤ人4は特別な存在感を放っています。
2.地球に染まり切ったベジータ
ドラゴンボールGTでは、ベジータと娘のブラのやり取りが印象的なシーンとして多く描かれています。
中でも、ブラに「ヒゲが似合わない」と言われて、ショックを受けて剃ってしまうシーンは微笑ましいですよね。
ヒゲを剃った後、どや顔で「どうだ、悟天」と自慢しますが、悟天には全く気づかれなかったのも含めて好きなシーンです。
さらに、超17号戦やラスボスの超一星龍戦では、ベジータの地球への強い愛情を感じるセリフも登場します。
GTのベジータは、完全に地球に馴染み、地球を自分の居場所と心から思っているように感じられます。
ドラゴンボール超の家族思いなベジータも魅力的ですが、GT版のベジータのように“地球そのもの”を大切にする姿勢は、GTならではの見どころと言えるでしょう。
3.パンが引き起こすドラゴンボールGTの大冒険
今あらためて見返してみると、パンはかなりのトラブルメーカーですね。
無邪気な子どもらしい振る舞いが多く見られますが、本人は子ども扱いされるのをとても嫌っている様子。
ちなみに、そんなパンに一番振り回されているのはトランクス。
かなり不憫ですが(笑)、本当にいい青年に成長しましたよね。
幼い頃はチャラくなりそうな印象もありましたが、まさか悟天の方がチャラ男路線に行くとは…。
ドラゴンボールGTでは、基本的にパンが物語の起点になり、パンの引き起こすトラブルから話が展開していきます。
パンがどんな問題を持ち込むのか、そこもGTを楽しむ大きなポイントのひとつです。
そして、最序盤から早速やらかしてくれるので必見ですよ!
4.悟空たちの宇宙の旅と究極のドラゴンボール
たたびたび登場するキーワード、「究極のドラゴンボール」。
そもそもこのドラゴンボールとは何なのか、どうやって作られたのかも見どころのひとつです。
また、悟空たちが宇宙に散らばったドラゴンボールを集める旅に出た理由、そして最終的にその目的を達成できたのかどうかも注目ポイントです。
他にも、以下のような見どころがあります。
・なぜ悟空たちは究極のドラゴンボールを集める旅に出たのか
・ドラゴンボール集めの旅で、どんな試練が悟空たちを待ち受けていたのか
ぜひご自身の目で、悟空たちの冒険の行方を確かめてみてください!
5.味方だったドラゴンボールが敵に!?驚きの展開
終盤では、何度も悟空たちを救ってきたドラゴンボールが、まさかの「敵」となって立ちはだかります。
ドラゴンボールから誕生した敵の名前は「邪悪龍」。
これは、これまで悟空たちが叶えてきた数々の願いによって蓄積されたマイナスエネルギーから生まれた存在です。
全部で7体存在する邪悪龍たちが、それぞれどの願いから誕生したのかを見るのも大きな見どころです。
中には、思わず笑ってしまうような願いから生まれた邪悪龍もいるので、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
邪悪龍編では熾烈な戦いが続く中、超サイヤ人4ベジータがついに誕生します。
ベジータがどんな経緯で超サイヤ人4になったのかも注目です。
さらに、超サイヤ人4ゴジータも登場し、大迫力のバトルを見せてくれます!

ただし、劇場版『復活のフュージョン』で見せたクールなゴジータとは違い、GT版のゴジータはかなりお茶目な一面も…。
そのギャップも含めて、GTならではの魅力をぜひ楽しんでください!
最後に
今回はドラゴンボールGTの物語全体のあらすじや見どころをご紹介しました。
紹介したポイント以外にも、魅力あふれるシーンやキャラクターの成長など、GTならではの楽しみ方がたくさん詰まっています。
悟空が子どもの姿に戻る展開は、かつての少年悟空を思い出させ、懐かしさを感じる方も多いでしょう。
ただし、大人悟空が好きな方には少し物足りなく感じるかもしれません。
超サイヤ人4への変身が、唯一大人の姿に戻れる手段となっています。
これからは1話ごとの感想記事もアップしていきますので、ぜひ一緒にドラゴンボールGTの世界を楽しんでいきましょう!