こんにちは、とどです。
今回は「History Box 魔人ベジータ」を紹介します。
初めて「History Box」シリーズを手にしました。
本シリーズでは今まで、セル編のバイバイみんなのシーンや、
魔人ブウ編の元気玉のシーンなどの名シーンがフィギュアになってきてましたね。
ドラゴンボールの世界の追体験ができることがコンセプトのフィギュアなのでしょうか。
今回は魔人ベジータがファイナルエクスプロージョンを使う決死の場面のフィギュアです。
クオリティはどんな感じなのでしょうか?気になります!
さっそく紹介していきます。
本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます
概要
商品名 :ドラゴンボールZ History Box vol.12
発売時期:2024年4月
サイズ :約12cm
販売形態:プライズ
History Box 魔人ベジータ

「きさま片づけ方が分かったぜ…やっとな…」
ということでまずは全体を見ていきます。
ベジータ本体に陰影塗装やグラデーション塗装はありません。成型色です。
造形の雰囲気はかなり再現度が高いと思います。
ジオラマ風なので、気を高めている感じがさらに伝わってきます。
フィギュア自体は約12㎝のため、実物を見ると小さく感じます。
逆に言えば、コンパクトで場所を取らないのでどこでも気軽に飾れます。






全体のバランス感もよさそうですね。
プロポーションばっちりです。
頭部|History Box 魔人ベジータ

続いて、顔を見ていきます。

アップはこんな感じ。めちゃくちゃかっこいいですね。
決死の覚悟が表情から伝わってきます。
目や額の「M」、血のプリントはかなりきれいです。はみだしもありません。
目のフチが若干太いのは魔人ベジータの特徴を忠実にとらえている気がします。
顔には血の描写以外にも、造形として細かい傷が入っています。
額の血管の造形は結構薄めなので近くに寄らないと見えにくいかもです。
しかし、残念ながら私のところの魔人ベジータは鼻付近が初期不良でぐずぐずになっています。結構ショック…




髪の毛のモールドは彫りも浅く、結構少ないです。
成型色なのが結構目立ちますね。

上半身|History Box 魔人ベジータ

上半身と下半身の間はシャツインしたような造形になっています。
魔人ブウ編のベジータを見ると、まずここに目がいってしまいます。
分かれ目がないとただの全身タイツですからね…




顔に血のプリントを取り入れているので、左腕も同様だったらもっとよかったです。

首元や肩の破れている部分はとがっておらず、結構丸みを帯びた造形になっています。

服が破れたところの肌は部分塗装で再現されています。
寄りで見ると、細かい傷が造形されていることも分かります。

グローブも塗装で再現されています。

手の造形はグローブを着けているためそこまで細かくありません。

左グローブは腕にきちんとはまっていませんね。
下半身|History Box 魔人ベジータ

つぎは下半身を見ていきます。
さすがに右足の素肌は別パーツです。


タイツが張っている感じの造形もきれいですね。



左足の破れたところは塗装が若干はみ出ております。
個体差でしょうが、今回は初期不良がかなり多い気がします。
もう一体買おうかな…

右足はサンプル画像だと、すねあたりの傷は血の塗装が施されている感じがしましたが、実物は成型色です。

こういった傷の造形は細かいと遠目で見たときに全然見えないんですよね。
最近のアニメみたいに血の描写はなかなか厳しくなっているのかもしれませんが…

ブーツも塗装で再現されています。
こちらは塗装のはみだしはありません。
ブーツにも細かい傷の造形が施されていますね。
付属品|History Box 魔人ベジータ

スパークはクリアパーツで再現しています。
ベジータにせよ、悟飯にせよ、超サイヤ人2はスパークがあるのがやっぱりかっこいいですよね。

ちなみにスパークなしでも飾ることができます。
これはこれでありですね。
背中を向かせると接続部の穴が目立つので、飾る角度は限定されてしまいます。

砂埃が外側に広がるような感じでかなり細かく造形されています。
ちなみにベジータの足に突起がついているので、ジオラマなしだと自立できません。

砂埃はグラデーションで再現されています。
ベジータ本体にも塗装が欲しかったですね…
適当に何枚か






まとめ|History Box 魔人ベジータ

「さらばだ ブルマ…トランクス……そして…カカロット……」
今回は「History Box 魔人ベジータ」を紹介してきました。
初めて「History Box」シリーズを手に取りましたが、ジオラマ風のため、かなり飾り映えする印象を受けました。
全体的なクオリティはまずまずでしたが、雰囲気で飾る分には良いフィギュアだったように思います。
さいごに良い点と惜しい点をまとめます。
良い点
・ジオラマ風のため飾り映えする。
・この手のフィギュアには珍しく、血の描写が施されている。
・表情やポージングの再現度が高い。
惜しい点
・グラデーションや陰影塗装がないため成型色が目出つ。
・血の描写が顔のみで肩などにはない。
・初期不良が目立つ(※個体差による)
雰囲気として楽しむ分にはかなり良いフィギュアだと思います。
同じシーンの魔人ベジータのフィギュアの中だと、上位に入る印象を受けます。
特に表情やポージングなどの再現度が高い点がその理由です。
また、この魔人ベジータはジオラマ風のため、他の魔人ベジータのフィギュアとは明確に差別化されています。
個人的には顔の初期不良がかなり目立ってしまうのでもう一体買おうか検討中です…
最後までお読みいただきありがとうございました。