超サイヤ人4孫悟空 vs ゴマー!大魔界を貫くかめはめ波(ドラゴンボールDAIMA第二十話感想)
こんにちは、とどです。
今回は「ドラゴンボールDAIMA」の第二十話の感想と見どころを紹介していきます。
ついにドラゴンボールDAIMAが最終回を迎えました。
前回の第十九話では、グロリオの願いによって悟空たちが大人に戻りました。
大人でのベジータの超サイヤ人3と悟空の超サイヤ人4を見ることができましたね。
今回は超サイヤ人4に変身した悟空とゴマーの決戦が描かれます。
ネタバレを含むのでまだ本作を見ていない方はご注意ください。
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ドラゴンボールDAIMA第二十話概要
超サイヤ人4に変身した悟空とゴマーの決戦が再開。
悟空はパワーでゴマーを圧倒するものの、サードアイの力によりダメージは無効化されてしまいます。
戦いの最中、ピッコロは岩陰に身を潜め、奇襲の機会をうかがいます。
悟空は気を高め、かめはめ波の構えをとり、ゴマーも反撃。
激しい攻防の末、悟空のかめはめ波がゴマーごと大魔界を貫くほどの威力を見せます。
その隙を突き、ピッコロがゴマーの後頭部を三度叩いてサードアイを外そうとします。
しかし、3回目の攻撃が決まる寸前でゴマーに阻まれ、作戦は失敗。
再びサードアイの力でゴマーのダメージが回復し、絶体絶命の状況に。
しかし、魔人クウがゴマーの後頭部を叩くことに成功し、ついにサードアイが外れます。グロリオがサードアイを踏み潰し、ゴマーは元の姿に戻りました。
その後、ゴマーとデゲスは99年間ツボの中で反省することに。
大魔界の新たな大魔王の座を巡る話が持ち上がりますが、アリンスは辞退。
戦いを制した者が最有力候補となるため、なんと魔人クウが新たな大魔王に選ばれます。
クウは、アリンスを副大臣、ドゥ、ネバ、マーバ、グロリオ、カダン王を大臣に任命し、「恐ろしいけど住みよい大魔界」を目指すことを宣言します。
悟空たちは盛大な見送りを受けながら、地球に戻るために魔界を出発。
帰り道、悟空が第三魔界で薬虫を購入した店に立ち寄ります。
そこで薬虫を調達するものの、なんと商品の中にまさかのサードアイを発見。
3つ入荷されたもので、大昔に一つ売れたことが店主から明かされたところで第二十話は幕を閉じました。
ゴマーとの決戦!超サイヤ人4の圧倒的パワー
前回のラストで超サイヤ人4に変身した悟空の実力がついに明らかになりました。
ゴマーのパワーを完全に凌駕し、圧倒的な力を見せつけます。
SEには界王拳のものが使用され、オーラは超サイヤ人と同じく金色。
GT版と違い、DAIMA版の超サイヤ人4は仙豆で回復できるのかは不明のままでしたね。
GTでは他のサイヤ人から気をもらうしか回復手段がなかったため、DAIMA版超サイヤ人4の設定が気になるところです。
そして、かめはめ波の演出は圧巻でした。
ゴマーごと大魔界を貫いてしまうとは…。
悟空自ら体力が少ないと言っていた状態でのパワーがこれほどなら、全快状態ではどれほどの威力を誇るのか想像もつきません。
かめはめ波を放つポーズはジャンプ表紙の再現、さらにゴマーを貫いたシーンはピッコロ大魔王を貫いた名シーンのオマージュのようでした。
こうした細かい演出がドラゴンボールファンにはたまりません。
戦いの後のベジータとの会話では、悟空の口から「超サイヤ人4」という正式名称が語られました。
S.H.フィギュアーツの発表でネタバレされていましたが、やはり公式に超サイヤ人4と認定されていることが確定。
さらに、悟空はブウとの戦いの後に修行を続け、すでに超サイヤ人4への道が見えていたことが判明しました。
ネバの潜在能力解放は単なる"きっかけ"に過ぎなかったようですね。
それにしても、DAIMA版の悟空は優秀すぎます。
ブウ編の約1年で超サイヤ人4にたどり着くとは…
GTの悟空は15年くらい(たぶん)かけてようやく到達した形態でしたし、超の悟空も畑仕事に精を出していたため、特訓の差が大きいのかもしれません。
最新の作画で動く超サイヤ人4を見られただけでも感動ものです。
しかし、そんな悟空の戦闘を横目に、ベジータのネーミングセンスが壊滅的すぎましたね。
超サイヤ人3を「ウルトラベジータ1号」と命名。
悟空の後追いを嫌ったのかもしれませんが、「いちいち説明するのも面倒だ…てめえで勝手に想像しろ…」と言われそうですね。
ゴマー戦のMVP!キングクウ誕生
ゴマーの後継として、まさかの 魔人クウが新たな大魔王 に就任しました。
アリンスを副大臣に、魔人ドゥー、ネバ、マーバ、グロリオ、カダン王を大臣に任命するという 鉄壁の人事 を発表。
クウの知恵がここで活かされることになるとは…!
まさに「人を見る目が鋭いクウ」ならではの采配ですね。
悟空たちにも「大臣になりたい人?」と軽く勧誘していましたが、即答で 「地球に帰る」 と断られる始末。
ハイビスだけは手を挙げていましたが、完全にスルーされていましたね。
これは英断。 やらかしキャラのハイビスに大臣の重責は向いていなさそうですしね。
クウは 「恐ろしいけど住みよい大魔界を目指す」 と宣言。
ネバも「意外に有能かもしれん」と感心していましたね。
クウが大魔王の間は平和になりそうです。
他の魔界や下界からも大臣を任命しようとしていたのが、そのビジョンの広さを物語っています。
ゴマー戦のMVPは間違いなくクウですね。
ゴマーの後頭部を3回叩いて サードアイを外し、勝負を決めたのはクウ でした。
ミスター・サタン枠でしたが、正真正銘、大魔界の救世主です。
それにしても、結局 くっつき虫の伏線は未回収 でしたね。
まさかここまで使われないとは…。
その代わり、最後のオチで サードアイが量産品 であることが判明!
計3つ入荷しており、うち1つは 「大昔に売れた」 とのこと。
あの力を持つアイテムが量産品…末恐ろしすぎる!
まるで 最強アイテムが序盤のお店にひっそり売られているRPG のような展開でしたね。
そもそも "サードアイ" という名称、「第三の目」という意味だけでなく、"3つある" からサードアイ なのでは…?考えれば考えるほど、恐ろしい代物です。
第二十話のみどころ|過去作オマージュ満載の決戦と意外な結末
▶ 超サイヤ人4悟空 vs ゴマーの圧巻バトル!
今回の戦闘シーンは 作画がヌルヌル動いて いましたね。
途中で ドラゴンボール超 ブロリーのような謎空間での戦闘 が展開されるなど、まるで映画クオリティでした。
ゴマーの技は ゴジータのスターダストフォールにそっくり でしたが、ここでゴジータとゴマーを比べるのは複雑な気分です。
▶ 過去作ファン必見のオマージュ演出!
終盤の かめはめ波の構図は、過去のジャンプ表紙の再現 になっており、さらに ゴマーを貫いたシーンはピッコロ大魔王戦のオマージュ のように感じられました。
こうした過去作へのリスペクトが散りばめられているのは、シリーズファンにとってもうれしいポイントですね。
▶ ツボ封印はまさかの魔封波オマージュ!?
ゴマーとデゲスを封じ込めたツボの演出が まるで魔封波 のようでしたね。
もしかすると、魔封波はこれをもとに開発された技なのかも…?
それにしても、ピッコロによる減刑が 100年のうち、”1年” というのは笑いました。
▶ ミスターサタン枠の魔人クウ!
ゴマー戦では 実質MVPの活躍 を見せたクウでしたが、その立ち位置が まんまミスターサタン でしたね。
最終的には 大魔王に就任 するとは…まさかの展開です。
▶ ネバとデンデの心温まるやり取り
エンディングでは、ネバがデンデやピッコロに大魔界に残ってほしそうな雰囲気 を醸し出していましたね。
デンデから「流浪の民になっているナメック人に声をかけてみる」と言われたときの 「楽しみにしておるよ」 というセリフが、なんとも優しいトーンで印象的でした。
ナメック人が大魔界に移住する未来もありそうですね。
まとめ|ドラゴンボールDAIMA第二十話
全二十話というドラゴンボールシリーズ史上最短の話数 でしたが、設定の深掘り や 過去作のオマージュ など、非常に見応えのある作品でしたね。
特に、ドラゴンボール世界の宇宙誕生の全貌 や 界王神の本名 が明かされたことは、シリーズの歴史においても大きなトピックになりました。
何より、最新の作画で超サイヤ人4が動く姿 を見ることができたのは、ファンとして感慨深いものがありました。
そして、毎回ワクワクさせてくれる作品を生み出してくださった 鳥山明先生とアニメスタッフには感謝の気持ちしかありません。